発明協会について

ご挨拶

一般社団法人愛知県発明協会
会長

有馬 浩二
（
ありま こうじ
）


株式会社デンソー取締役会長

　愛知県発明協会は、明治40年4月23日に「工業所有権保護協会東海支部」として創立されて以来、110年以上にわたり、「発明の奨励」・「知的財産制度の啓発」・「青少年の創造力育成」の三本柱を軸に、地域の科学技術の振興と産業の発展に貢献してまいりました。

近年では、AIや新素材、クリーンエネルギーなど、社会課題の解決に大きなインパクトを与える先端技術が急速に進展しております。これに伴い、発明の価値や、それを活かす知的財産活動の重要性はかつてないほど高まっています。一方で、少子化により将来の産業を支える人材の不足はますます深刻さを増し、未来を担う創造力豊かな子どもの育成は急務となっています。

当協会は、「愛知発明表彰」をはじめ、全国・中部地方発明表彰への候補者推薦を行い、毎年多くの優れた発明者の皆様を表彰することで、科学技術の発展に寄与しています。

また、AIなど時代のニーズに即した多様なテーマでセミナーを開催し、初心者から実務者まで幅広い層を対象に知的財産制度の啓発に努めています。

さらに、子どもたちが創作や発明の喜びを体験できる「少年少女発明クラブ」の活動を支援し、優秀な発明を表彰する「あいち少年少女創意くふう展」を毎年開催するなど、自由な発想と創造力で日本の未来を切り拓く人材の育成に力を入れています。

これらの取り組みを通じ、地域の科学技術の振興と産業の発展に貢献してまいります。発明推進をお考えの企業・個人の皆様には、ぜひ当協会へのご入会をご検討くださいますよう、心よりご案内申し上げます。

歴代支部長・会長（役職は就任時のもの）

歴史・沿革